COLUMN

「年寄りの冷や水！！」みたいなことでしょうか！！

自分はまだ若いと思っておりましたが、気が付けば社内で最年長です。

年を取ったときに少しでも役立つであろうと思い一念発起して

「簿記資格」を取得しようと試みました。

2020年の年始から少しずつ勉強らしきものをスタートしました。

週に2日、一日2時間のテキスト勉強から始めましたが、暫く経ってから

あることに気づき愕然としました。

1週間前に覚えたことの大半が思い出せないのです。

デスクに向かい、テキストを開き、老化する脳みそに鞭打ってひたすら

理解しようと試みても直ぐに忘れてしまうことが約1年続きました。

結果的に、中途半端に勉強して、中途半端に分かったつもりで、

日商簿記3級の本試験に挑戦したのが2021年6月でした。

結果は案の定というか、ものの見事に不合格！！でした。

もう年やし、諦めようとした矢先、

同じ部署に配属となった若い社員（私から観ると師匠になるかな！）から

「不合格になったのを年のせいにしていませんか！」

「模擬問題集、過去問題集をたくさん解いて、傾向と対策を十分にしてから

　でないと今の簿記資格は取れませんよ！」と叱咤激励されました。

それから、4カ月、計18回の集合研修に参加、30回以上の模擬問題集、
過去問題集を60分以内に解答する本番を想定した勉強に切り替えました。

最初の頃は50点前後だった解答率が3か月後には90点前後まで上がって、

次第に自信を持てるようになったのです。

そして、昨年11月下旬に2回目の本試験にチャレンジしました。

結果はなんと、90点半ばで見事「合格」でした!(^^)!

年をとっても何かにチャレンジすることの大切さを痛感しましたね。

あれから、10カ月が経ち（本来は合格後に直ぐに始めるべきでした）、

今は「簿記2級資格取得」の目的達成のために、

また一から勉強を再開している今日この頃でした。